カセットテープ 現在 の話

こんばんは。
someaka管理人のTakです。

数年前からコアな音楽ファンのみならず
音楽にそこまで詳しくない方からも再び注目を浴び始めた
カセットテープですが、
最近その見直しによる熱がさらに高まってきているのを感じます。

僕が物心ついたころには

好きなミュージシャンのCDを
カセットにダビングして持ち歩くのは主流でしたし、
カーステレオは古い記憶の中ではどれも
カセットテープの挿入口があるのがふつうでした。

しかし、CD、MDの登場、
そしてデータによる楽曲の管理が主流になってから
カセットテープは息を潜めましたね。

完全に存在が消えていないことを意識、
認知したのは僕が18か19の頃、
ダンスホールレゲエのとあるDeejayが
自分の音源やライブ音源をカセットテープに録音して、
配布していたことに僕は驚きました。

いまだにカセット?今だからカセット?
などと色々考えていたころにZINEという存在も知り、
さらにその時期はネットラジオも盛り上がっていました。

それらを同時に知ったことで
自然と関連付けて考えられるようになった結果、
出た一つの答えは「手間」でした。

iPodやiPhone、スマホなどがあれば

基本的にどこにいても音楽を聞けるし、
Youtubeのプレイリストなんかを利用すれば
基本的に通信料だけでいくらでも聞くことができますね。

僕もそういう風に使うことが多いです。
ただし、僕はジャズにハマってから
レコードを買うようになったので、
レコードをかける機会も多いです。

針を落としてくるくると回っているレコードと
スピーカーから聞こえる
満足気なピアノの音を聞くと格別の贅沢を感じます。

それらと同様に、

カセットはその贅沢を得るためのファクターでもあると考えています。
カセットはレコードと同様いつかは消費してしまいます。
メンテナンスを怠ればなお一層それらは早くなるでしょう。

そのくせ読み込みが遅かったり、操作が面倒だったり・・・・
というアナログならではの
「大したことない手間」をかけることでこれから『流れるもの』
『自分が流した音』であると思えるようになるのではないでしょうか?

小学校の頃、初めて自分で
インタスタントラーメンを作ったときに母に言われたことは
「自分で作るとなんでも美味しく感じるでしょ?」という言葉でした。

「労力という消費したエネルギーの値の大きさが重要」
なのではなく消費したのが誰なのか、
そして「それが自分自身なのか」が重要であると
大人になって気が付きました。

そして、自分が手間をかけて得たエネルギーは
ちょっとやそっとじゃ失われない。

これって誰かに「しっかりやれよ」とか前向きを
押し付けられるように言われるよりもよっぽど有難みがあるんですよね。笑

 

カセットテープ、ZINE、

ラジオというのはどれも自分で操作し理解しながら楽しめるものであると思っています。
よく カセットテープ 現在 再びおすすめする上で
「音質が・・・」というものがあります。

もちろん僕もカセットの音質は好きです。
ですが、音質というのは結局好みです。

その感性に委ねられ個人差ガンガンのものを
理由におすすめする言葉を信じるのは
実際に聞き比べてからでも遅くないです。

その結果、カセットの音質こそが
今までの媒体で最高で他を圧倒的に凌駕している、
という方がいればそれはそれで大正解だと思いますが、
僕の場合は

「懐かしいな」

「そうそうこんな感じでA面終わったらB面ってするんだよな」とか

「テープがくるくる回ってるぞー」というものでした。

音質が具体的にどうだ。などと考えたのは少し経ってからでした。

つまり、これらはほとんどの場合僕は
雰囲気と操作感が好きなのだと理解しています。

カセットでもレコードでもCDでもデジタルでもそうですが、
音質の優劣を決めて選ぶことは僕はしません。

全てがその時の好みです。

その場、その時に、どうすれば楽しめるのか?雰囲気に合っているか?
料理やファッション、インテリアと合わせるお店も多いのはそれが自然だったからでしょう。

 

僕はカセットテープが好きです。でも便利ではないです。
リバイバルというSNSで都合よく使われて
やせ細った言葉の真髄はもっと純粋な「手間」だと思っています。

カセットテープは見直さなければ、
ということは全く感じていませんが、
2016年最新チューンのCDを買って
自宅のカセットデッキで録音して聞いたり並べたり、
たまたま友人が来たのでその曲を聞くとき、
CDでも聞けるしデジタルでも保存してるし、
カセットテープでも聞けるぞ!!って選択肢があることが
とても最高じゃないか、と僕は思っています。

 

次回は楽曲制作においてカセットテープを使うこと・・・などの話をしていきます。
よろしくお願いします。

 

 

Tak