The Skints レゲエ、パンク、ヒップホップを融合させたサウンドは現代のサウンドの錬金術である。

 

The Skints その姿にスペシャルズとクラッシュが重なった。

2015年にThe Skintsがリリースしたアルバム『FM』は輸入して購入してしまうほど、僕はThe Skintsにハマってしまった。ブリティッシュ・レゲエ、パンク、ヒップホップ、R&Bなどの要素が上手く組み合わさっており、彼らがどんな音楽を聴いて育ったのか分かるようだった。そして、現在のシーンにThe Skintsが登場したのは意味のあることだった。少なくとも、19歳のときにSublimeに出会って人生が変わった僕には。

The Skints バンド レコード

ヴァイナルは美しい青色でマーブルっぽい柄になっていた。輸入代金も含めると安くない値段だった。余談だが、本当はもう一枚注文していたのだが、2か月経っても来なかったので、ネットの怖さを知ったところだ。だけれども、まあOKだ。このアルバム『FM』には、下に掲載したMV、『This Town ft. Tippa Irie and Horseman』が収録されている。Tippa Irieと言えば、Long Beach Dub Allstarsなど西海岸レゲエバンドの楽曲にもよく参加している大物だ。

個人的には『Ratatat』もおすすめする。ダンスホールレゲエ、ヒップホップ、スカなどの要素が上手く絡んでおり、バンドを代表する楽曲でもある。『Ratatat』はアルバム『Part&Parcel』に収録されている。興味があればチェックしてみてほしい。

彼らの魅力的な点は楽曲もそうだが、その立ち振る舞いやファッション、つまりはそれぞれが持つ「スタイル」にあるのだ。ギタリストのJoshはThe Specialsのテリー・ホールやジョー・ストラマーの影響を感じる佇まいやギタープレイが特徴だ。ボーカル、キーボードのMarciaは数々の楽器を弾きこなし、The Skintsの特徴でもある、デジタルインストゥルメントやサンプラーなど、全て彼女がライブ中に演奏する。

The Skints

The Skintsは頻繁にツアーを行い、アメリカの西海岸ツアーの際にはOperation Ivyの『Take Warning』をカバーしていた。また、東海岸ツアーの際には、Sublime with Romeと回るなど、大物バンドとの共演も果たしている。

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