唾奇 Sweet William Made my Day

 

唾奇 Sweet William Made my Day サウンド分析

 

唾奇がヤバい、というのは以前にもこのサイトで伝えてきたところ。
そして、TOPページにもおすすめとして掲載している。

当サイトはかなり多くの情報を取り扱うようになったし、
実際最近はそういうところで反響が出始めている。
いや、正直立ち上げた当初は、
こんだけヤバいバンドのインタビュー取ってるから、
来週には一万アクセスとか行くんじゃねえか!って思ってた。
(これマジで)

でも、全然そんなことないし、
実際にそういったインタビューの存在を知られたのは、
最近になってからだろう。

結構、インタビューを見てくれる人が増えた。
(これもマジで)

そんな人間臭いことを言ってみたくなったのは、
唾奇×Sweet William のMade my Dayを聞いたからかも。

Pitch Odd Mansion ウェブサイト

 

 

Made my Day のサウンドを分析

トラックと映像の両方ともレトロ、Lo-fiな感じで、
めちゃくちゃ気持ち良い。

VERSEの上物の鍵盤は、
何かフレーズを弾いた後、倍速で再生しているような音。
というのも、全く違うサウンドだけど、
Beatlesも一度弾いた後のピアノを倍速再生して、
バロック調のピアノを取り込むということをしている。
(これは当時のプロデューサーがクラシックに精通していたからかも)

話を戻そう。

つまり、そういったLo-fiなトイピアノというか、
オルガンのような、イイ感じの音が曲全体の雰囲気をリードしている。

そして、前回の唾奇の記事でお伝えしたように、
唾奇のラッパーとしての最高の武器は声である。

これは唾奇だけじゃなくて、
ラッパーの声というのはサウンドから見ると、
結果からして色々な効果をもたらしている。

例えば、韻シストのMC BASIで言うと、
リズムトラックとの相性がめちゃくちゃ良い。
声の低いところと高いところの差がある。
なので、リズムを意識してラップすると、
自然とキックの音とキックの音の隙間に気持ち良く入る。

そんな感じの考え方なのだが、
唾奇の声の声の高さはトラックのハイハットと相性が最高。
そして、声の質や出し方に哀愁がある。

だからフックのグランドピアノの音とも最高にマッチする。

 

唾奇 リリック 『韻の質の高さ』

唾奇のリリックの特徴としては、
かなりルーズなライフスタイルを晒したうえで、
自虐的ともとれる内容がある。

でも、考え方ややってきたことを言ってのける強さがある。

そのバランス感覚がずば抜けて良い。
そして、人間臭い……!!

踏む韻は最近なにかと話題のフリースタイルダンジョンで
なにかと色々言われている『誰かが踏んだ韻』みたいな
謎の優越感と先に言ったやつのもの。みたいな風習。

それと関係なく、
唾奇の韻は「立ち話」と「立場無し」など、
ライムとしては特別めちゃくちゃ珍しい、というものではない。
もちろん、やっばい韻はあるけど、
唾奇は韻を踏むためにラップしていないと思う。

ライフスタイルを等身大で述べていく、みたいなカッコよさがある。

 

そういったカッコよさがあるから、
今、最も話題になっているMCの一人なんだと思う。

もっと、日本中にやばい曲と感性を伝染させてほしい。

 

someaka

 

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