The Shes Gone 想いあい サウンド分析で音の面白さを探索

 

The Shes Gone 想いあい サウンド分析

ロックというのはどうやら様々な変化を遂げ、時代の中で「聞きやすい」サウンドになっていくようだ。実際に30年前のロックが全ての人に聞きやすいかと言えば違うだろう。正直なところ、「聞きやすい」や「浸透していく」という感覚はどこかそれでいいのだろうか、と思ってしまう。しかし、それに対してグッドミュージックならば何でもOKだし、ロックだってそうだ。という想いもある。

『The Shes Gone』はグッドミュージックを鳴らすバンドとして現在、ぐいぐいと注目を集めている重要なバンドだ。ひとえにロック、と言ってしまうと勿体ない気もするのだが、筆者は彼らが現代のロックバンドであると自信を持って言える。

『The Shes Gone』の”想いあい”のサウンド分析の中で最初に面白いと思ったのはギターのPANである。二本のギターをバッキングやリードギター(それに限定されないが)左右に分けて振っている。それ以外のベースとドラムとボーカルは全て正面に振っている。

恐らくなのだが、サビではギターがもう一本増えているのか正面にもリバーブの効いた音を感じることができた。間奏の際のギターソロがそうであるように、サビでも同様の音色で鳴らしているのかも知れない。

ベースとドラムがとても良い音圧で、終始鳴っているためリリックの哀愁に引っ張られ過ぎないパワフルな印象を持つことができた。それでいて、ボーカルがシャウトしないにも関わらず、それらベースの音圧に負けていないところにミックスの良い仕事を感じることもできるはずだ。

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